胸椎伸展パターンの方の改善方法を書いてミタ

皆さんこんばんは!
Thera-Hubスタッフ ブルーステップスの中村拓人です!
 
前回の記事で呼吸状態のチェック方法を挙げさせてもらいましたが、「胸椎伸展パターンで呼吸をしている人の改善方法を教えてください」というコメントがありましたので早速お伝えしていきましょう。
美濃さんコメントありがとうございます!(ネタが広がりました。笑)
 
 
 
 
ここからは以前のオンラインセミナーでもお伝えした内容になりますが、復習と思ってもう一度みてください!
まず胸椎伸展パターンになっている人はどういう姿勢になっているか。

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だいたいこんな感じの姿勢ですね。
 
 
これを「オープンシザースシンドローム」と言います。
はさみを開いた時のような姿勢ですね。
 
この姿勢になっている人は肋骨が外旋してパコッと開いているのが特徴です。
経験上、こういう姿勢になっている人は呼吸状態が悪くなっている場合が非常に多い!
呼吸のチェック方法は前回のフェイスブック内の記事を確認してください!
 
 
 
なんで悪くなってるかといったら、息を吐いている割合より息を吸っている割合の方が多くなっていわゆる過呼吸状態になっているからです。
 
思いっきりダッシュした後って息が「ハア、ハア」なって一生懸命息を吸おうとしますよね?
あの状態を日常生活でやっているようなイメージです。
 
 
 
つまり息を吐けていないということ。
 
 
という事でまずは「息をしっかり吐く」ということをやらなければいけないのですが、オープンシザースシンドロームになっている人はほぼ上手く息が吐けません!
 
 
 
もしオープンシザースシンドロームの方を見つけたら、試しに上向きになって患者さんの肋骨を触りながらきちんと息が吐けているかを確認してみてください!
 
みるポイントは息を吐いた時に肋骨が最後までおへそ方向に下がっていくかです。

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だいたいの方が肋骨が下がらずにめっちゃ首に力が入り出すと思います。
 
 
 
 
つまり息を吐く=肋骨を下げるという感覚が分からない訳です。
この肋骨を下げるためには腹斜筋が働かなければいけませんが、力の入れ方が分からなくなるんですよね。
 
 
なので、まずやるべき事は腹斜筋の促通です!
 

この体勢から

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息を吐きながら右側の脇腹を左の股関節に近づけるように体を捻っていきます!
 
運動が分かりづらい方もいると思いますので、右の肋骨にコンタクトしながら肋骨を下げる方向に誘導しても良いですし、左側に何か物を置いてそれを取るように体を捻ってもらっても良いかと思います。
 
右の腹斜筋に力が入る感覚が分かってもらえたらOKです。
 
 
 
そしたらもう一回この体勢に戻って息を吐きながら肋骨が下がるかを確認してみてください!

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まとめると・・・
胸椎伸展パターンを改善するためにはまず
息が吐けて肋骨が下がること!
これが重要になります。
 
 
 
ぜひ一度やってみてくださいね!