マットエクササイズ Hip Liftの臨床での使い方を解説していきます

皆さんこんにちは!
Thera-Hubスタッフ ブルーステップスの中村拓人です!
 
 
 
 
 
今回はMat Exerciseとして
Hip Liftを解説していきます
 
 
 
 
 
 
ブログ内では動画が挙げられませんので
Facebookの方に載せておきます!
 
 
 
 
 
 
では早速エクササイズをご紹介します

 

 

①四つ這いになります

f:id:bluesteps:20211113200200j:plain


②両膝を浮かせます

f:id:bluesteps:20211113200150j:plain

③床から片手を離します(左右交互に)

f:id:bluesteps:20211113200111j:plain

 
 
④今度はつま先を床から離します(左右交互に)

f:id:bluesteps:20211113200139j:plain

 

 

 

⑤右手、左足と対角線上に離します(交互に)

f:id:bluesteps:20211113200127j:plain

 
 
以上が基本的な流れになります。
 
 
 
 
 
 
このHip Liftですが
基本的に四つ這いから両膝を離したところがスタートになりますので
支持性が低くなり、より体幹筋力が必要となるトレーニングです
 
 
 
 
 
 
 
そしてこのトレーニングのポイントは大きく2点あります。
まず1つ目は
基本的に体幹部分は動かさず手足だけを動かすという点ですね。
いわゆるモーターコントロールのトレーニングとして使えます
 
 
 
 
 
腰痛が出やすい方はこの時に腰椎が伸展してきたり
臀部を高く挙げようとする動作が見られますので
そういった動きが見られないか注意してもらうと良いかと思います
 
 
 
 
 
そしてもう1点が
足部の荷重をしっかりMP関節に乗せて足関節背屈位でコントロールするという点です
 
 
 
 
下腿三頭筋の遠心性コントロールが乏しい方の場合
この時に体重を手の方に乗せたり
臀部を高く挙げて荷重をMP関節から逃がそうとしたりする動きが見られます
 
 
 
 
 
体幹部に問題があるのか
足関節に問題があるのかを
みてもらうと良いかと思います。
 
 
 
 
 
そこからは色々なバリエーションでやってもらってOKです
 
 
 
 
 
 
片手を床から離したり、片足を床から離したりすると
さらに支持性は低くなりますのでより先程言った
2点の関節のコントロールは難しくなります
 
 
 
 
 
もしくは手と足を対角線上に離してもらうと
より腹斜筋等の回旋系に負荷がかかります
 
 
 
 
 
 
写真には挙げていませんが(動画にはあります)
ここから前後に動いてもらったり左右に移動したりしてもらってもOKです
 
 
 
重心の移動が必要になりますのでより難しくなるかと思います。
 
 
 
 
 
 
このエクササイズは簡単そうに見えますが
ちゃんとやると意外ときついので
お客様もびっくりするような反応が多く
盛り上がりながらやれるエクササイズの一つです
 
 
 
 
 
 
後は皆さんのセンスで楽しませながらやってみてください!
 
 
 
 
 
本日はここまで!