腹斜筋促通エクササイズを2つ挙げてミタ

皆さんこんにちは!

Thera-Hubスタッフ ブルーステップスの中村拓人です! 

 

前回は「胸椎の回旋可動域のチェック方法と改善エクササイズ」をお伝えさせて頂きました!

皆さん胸椎の回旋可動域チェックしてみましたか??

 

スタッフの小野さんは肩甲骨までピタッとついたみたいですね!さすがです!

(コメント返信できておらずすいません・・・)

 

 

そして改善エクササイズとして

腹斜筋を促通することで反回抑制がかかり、結果的に回旋可動域が改善します!

 

 

ただ中にはこのエクササイズだけではなかなか改善しない場合もあります。

 

 

そういう時はポジションや動き方を変えながら色々動いてみましょう!

 

てことで今回は腹斜筋を促通するエクササイズをいくつかご紹介していこうと思います!

(全然ネタ切れではないですよ)

 

 

 

 

腹斜筋促通エクササイズ:その①

 

まずは四つん這いになります

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そのまま右手を反対の膝より奥の方に伸ばしていきましょう!

この時のポイントは

①右側の肋骨を閉じて、逆に左側の肋骨は開きます!

(右側の肋骨は内旋、左側の肋骨は外旋)

 

②手を伸ばしていった時に殿部が左側にシフトしない

(股関節で動いてしまい、胸郭が捻れません=腹斜筋が促通できない)

 

③息を吐きながら目一杯伸ばす

(反回抑制のポイントは最大短縮からの収縮です)

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そうすることで右側の外腹斜筋を促通する事ができます!

10回もやれば十分でしょう!

 

 

これをやった後に前回お伝えした胸椎の可動域をもう一度チェックしてみてください!

患者さんの肩甲骨はピッタリと床に着いていることでしょう。

 

 

それでも肩甲骨が床に着かない!という欲張りなあなたのために

もう1つだけエクササイズをご紹介します!

 

 

 

 

 

腹斜筋促通エクササイズ:その②

 

両足の股関節と膝を90°に曲げます(卍の形になります)

床に手を着いて反対の手は真っ直ぐ正面に向けましょう!

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そのまま息を吐きながら胸椎を回旋していきます!

(画像で言うと胸椎の左回旋)

と一緒に股関節を内旋して足を挙げていきます

 

この時のポイントは

①右側の肋骨を閉じて、逆に左側の肋骨は開きます!

(右側の肋骨は内旋、左側の肋骨は外旋)

 

②体を捻った時に前方に突っ込んでいかない

(胸郭が捻れていない=腹斜筋が促通できない)

 

③股関節を内旋する

(肋骨と骨盤の距離が近づいて腹斜筋に入りやすくなります)

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ここまでやったらもう一度胸椎の可動域をチェックしてみてください!

今度こそ患者さんの肩甲骨はピッタリと床に着いていることでしょう。

(さっきの文章コピペ)

 

以上が腹斜筋の促通エクササイズになります!

 

 

 

もちろん腹斜筋をもう少し効かせたいなーという時にも使えますし、前回のように

胸椎回旋可動域を広げる時にも反回抑制として使えます。

 

 

 

臨床の中で色々と試してみてください!

 

 

 

では本日はここまで!!