食欲のコントロールについて書いてミタ Part 2
皆さんこんにちは!
Thera-Hubスタッフ ブルーステップスの中村拓人です!
本題に入る前に・・・
実は私が運営している店舗であるBlue Stepsが本日で3周年を迎えさせて頂きました!!
この1年間はコロナ禍という事もあり、色々と大変な時期でしたが
なんとか3周年を迎えられて良かったです!
今年1月の誕生日には濃厚接触者になり、2週間の営業停止を食らったのも良い思い出です。笑
4年目も常にアップデートしていきながら、いつも記事を読んで頂いている皆様に有益な情報をお渡しできるよう頑張っていきたいと思います!
という事で本題に戻りますが、前回は食欲について書かせて頂きました!
少しおさらいすると・・・
基本的に食欲は2つの側面があり
一つは「嗜好性に基づく摂食」
簡単に言うと「美味しい」という報酬を得るために食べたくなる事です。
もう一つは「恒常性維持に関わる摂食」
これは生命維持、生きるために食べたくなるという事ですね。
そしてこれら2つの「食欲」をコントロールしているのが「ホルモン」であり
その中でも食欲を強力に促すのが胃から分泌される「グレリン」です。
さらにその分泌を促してしまう行動の一つが「早食い」です
という事をお伝えしたかと思います。
グレリンはどちらかと言うと食欲を促す方向に働きますが
その反対に食欲を低下させる作用を持つホルモンもあります。
それが「レプチン」というホルモンです!
このレプチンは脂肪細胞から血液中に分泌されるのですが
例えば減量をして脂肪細胞が小さくなると
(脂肪は燃焼して無くなると思っている方も多いと思いますが脂肪細胞が小さくなるだけ)
その分泌量が減り、逆に肥満に伴い脂肪細胞が大きくなると
分泌量が増えることになります。
いつも自分のブログをしっかり丁寧に読んで頂いている方は(笑)
ここで「ん?」と思われると思います。
レプチンは食欲を抑える作用があるのに
脂肪細胞が小さい人程分泌量が減って
肥満の人程分泌量が増える??
じゃあ太っている人程食欲抑えられて良いんじゃない??
ってな感じで。
ここで一つ覚えておきたいのが「レプチン抵抗性」というものです。
レプチン抵抗性とは
レプチンによる食欲低下作用が生じていない状態=レプチンの効き目が悪化している状態
の事をレプチン抵抗性と言います。
そしてこれが肥満が進行する際の原因の一つであると言われています。
なぜこのようにレプチンの効き目が悪くなってしまうのか
というのは解明されていないようですが
脂質の過剰摂取などにより、視床下部、特にレプチンが作用する弓状核に慢性的な炎症が生じるのが原因ではないかと言われています。
ここまで食欲に関しての記事を書いてきましたが
グレリンが食欲をアップさせる役割でその分泌を促してしまう行動の一つとして「早食い」
レプチンは食欲を低下させるホルモン
という感じでざっくり覚えて頂くと良いかと思います。
では本日はここまでにします!
ご一読ありがとうございました!