スクワットパターンの評価とトレーニングのご紹介

皆さんこんにちは!

Thera-Hubスタッフ ブルーステップスの中村拓人です!

 

自分は普段、熊本の店舗にてリハビリだけではなく子どもから高齢者に対してのトレーニングも行っていますので、エクササイズ系を中心にお伝えしていこうと思います!

 

今回は皆さんも一度は動作指導したことがあるであろう「スクワット」!

 

このスクワットのミカタとトレーニング方法について今一度おさらいしてみましょう!

 

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まずスクワット動作は「鉛直方向↑に力を伝える」という大まかな目的があります!

となった時に見ていくポイントとしては

股関節、膝関節がバランス良く屈曲しているかというのが一つあります。

つまり脛骨と体幹部分が平行に倒れているかを見ていかなければなりません。

これができている事で足底の真ん中に荷重が乗り、鉛直方向へ力を伝える準備ができます。

 

例えばこれが股関節の屈曲が強い場合です!

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このような動き方を「ヒップヒンジ」というのですが、脛骨はあまり倒れず股関節部分で曲がっているのが特徴として挙げられます。

これだとヒップがメインで働き股関節には回転作用がかかりますので鉛直方向に力を伝えることができません。

しかし目的によってはヒップのトレーニングとして使うことができます!

 

ではこれはいかがでしょうか?

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この動き方の特徴として背中が丸まってしまうという特徴が挙げられます。

結果として脊柱起立筋には遠心性のストレスがかかりますので腰痛を引き起こしてしまうかもしれません。

例えば下のモノを持ち上げる時に腰痛があるという訴えがあった場合、上記の様なフォームになっていないかを確認するのも一つですね。

 

 

ではこれらの修正エクササイズをご紹介しましょう!

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一つはモノを使って運動学習させる方法です。

棒を後ろに持ち①頭②背中③仙骨部分が棒に当たった状態でそのままスクワット。

こうすることで背部に感覚が入りやすくなりますので体幹部のコントロールを学習させる事ができます!

 

 

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2つ目はヒップヒンジの状態から両手をバンザイさせます!

手を挙げることでレバーアームが長くなりますのでバックラインへのストレスがかかり脊柱起立筋やヒップのトレーニングになります!

 

 

 

以上がスクワットの評価とトレーニング方法です!

スクワットのトレーニングはまだまだたくさんありますがまたの機会にお伝えしようと思います!

 

ではまた!