スポーツでのリカバリーに必要なものは何か?

皆さんこんにちは!
Thera-Hubスタッフ ブルーステップスの中村拓人です!
 
早速ですが今回お伝えするのはアスリートにおけるリカバリー方法です。
 
 
 
 
アスリートが練習や試合でベストパフォーマンスを発揮するためには
もちろんトレーニングも必要ですが
それと同じぐらいリカバリーが重要になると思っています。
 
 
 
 
 
スポーツの現場では午前練習や午後練習など2回に分けて練習をしたり
1日に2回試合をするなど長時間に渡って体を動かし続けることも
少なくありません。
(自分も高校の時は基本2部練でしたけど1部練の時はめちゃくちゃ嬉しかった(笑))
 
 
 
 
 
そうなるとエネルギーが枯渇してくるため
蛋白質の分解や筋損傷、炎症が起き
いわゆる遅発性筋痛(DOMS)という状態に陥ります。
 
 
 
 
 
先程もお伝えしたように連日のように
体を動かさないといけないスポーツでは
このDOMSをいかに速く回復させるかがポイントになってきます。
 
 
 
 
 
リカバリーさせる方法は色々とあるかと思いますが
そこで重要になるのが糖質です。
 
 
 
 
 
今回はそのメカニズムとリカバリー方法についてお伝えしていきます。
 
 
 
 
 
 
まずそもそも体を動かす時にエネルギー源となるものは
糖質脂質ですが
特に糖質は
単位時間あたりのエネルギー産生能力(ATP再合性率)が高いので
スポーツ場面では重要になります!
 
 
 
 
 
糖質を摂取すると生体内で
筋肉と肝臓にグリコーゲンという形で貯蔵されます。
いわゆる筋グリコーゲン肝グリコーゲンというやつですね!
 
 
筋グリコーゲンは筋肉を動かすエネルギーとして
肝グリコーゲン脳のエネルギー源となる血糖の調整として
貯蔵されています。
 
 
 
 
 
要するに運動をするとこれらをエネルギー源として
使って体を動かすことになります。
 
 
 
 
 
つまりリカバリーをするためには
この筋グリコーゲン、肝グリコーゲンを次の練習や試合までに回復させておく
=糖質を摂取することが非常に重要になるのです。
 
 
 
 
 
十分に回復できない場合は、エネルギー不足となり
次の試合におけるパフォーマンスの低下やトレーニングの質の低下に繋がります。
 
 
 
 
 
じゃあどれぐらい糖質を摂取すれば良いのか?
という話しになってきます。
 
 
 
 
例えば野球やサッカーのようなエネルギー枯渇が激しい運動の場合
体重1kgあたり6-10gの糖質が必要だと言われています。
 
 
体重80kgの選手であれば800gの糖質が必要です。
おにぎり1個の糖質が約35gですので
この場合おにぎり22個です。
 
 
 
 

練習の合間にそんなに食えるか!!

ってやつです。
 
 
 
 
そして食べれないのであれば飲むしかないってやつです。
 
 
 
 
そこでおすすめなのが
試合中にエネルゲンにBCAAもしくはEAAを混ぜて飲む
という方法です
 
 
 
 
エネルゲンはこれです

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何となく見たことがある方も多いと思いますが
今ではなかなか市販で売ってないので保護者にはネットで購入してもらっています。
エネルゲンは砂糖が全く入っておらず果糖でできています。
 
 
 
 
つまり血糖値が急上昇しないというところがポイントですね。
 
 
 
 
 
そしてBCAAがこれです

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BCAAは必須アミノ酸(人が体内で作る事ができないアミノ酸)の中の3種、バリン、ロイシン、イソロイシンでできており、筋タンパク質中に多く含まれているのでリカバリーしていく上で非常に重要になります。
 
 
 
 
 
これらを試合中に飲むことで糖質とアミノ酸の枯渇を防ぎ、リカバリーできるのでおすすめです。
 
 
 
 
 
ぜひアスリートの方に試してみてください!
 
 
 
 
リカバリー方法はこれだけではありませんが
ひとまず今回はここまで!